住宅性能評価/構造審査業務

建築物の安全性を証明する“保証人”

パソコンや携帯をデザインや機能、容量などを比較・検討するように、今や建築物も性能や構造の安全性を確認してから購入する時代。その保証ベースを作るのが、住宅性能評価/構造審査業務のミッション。勤務先は、国土交通大臣指定などの第三者機関となる。住宅安全性とひと口に言っても、耐震強度など構造の安定性、火災発生時における避難経路の確保、雨水の浸入の有無など幅広い。とくに、問題になる構造に関しては、柱や梁などを中心になる建材の劣化の軽減、維持管理のしやすさを、一つひとつ確認しながらすべての審査結果を、数値化し評価する。欠陥住宅を見逃さない、公正な目で物事が見れる素直で誠実な人に向く仕事だ。「住宅瑕疵担保履行法」の履行に伴い、人材のニーズが急増。建築士や建築施工管理技士の資格、現場監督経験などを活かして、キャリアチェンジする技術者も多い。

住宅性能評価/構造審査業務の画像

有利な資格

  • 建築施工管理技士(一級・二級)
  • 建築士(一級・二級)、等