構造設計
地震、台風、重力…
あらゆる負荷に耐えうる骨格をつくる
正義のヒト
建築物は、建物自体の重さに加え、室内を利用する人や什器、設備等の重力、地震・台風をはじめとする自然環境に耐えられる強靭な“体力”が求められる。どんなに優れたデザインの美しい建築物でも、地震であっという間に倒壊!なんて事態になっては意味がない。そのために、緻密な計算を繰り返り、頑丈な骨格をつくり、何十年にも渡ってそこで生活する人々の安全を守る構造を考える。また、建築設計者が追究するデザインや、クライアントが求める構造性能など、美しさと安全性が両立した骨組み造形美を生かした空間構成を実現する。
阪神淡路大震災以降、相次ぐ大地震、さらには耐震強度偽装問題など、構造設計者の役割は社会的にも注目され、その役割はますます重要になっている。また、耐震診断、住宅性能評価など、構造設計の知識を活かす道は多岐にわたる。

有利な資格
- 建築士(一級・二級)
- 建築構造士