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2008年3月21日

第5回 東京タワー meets 理想建築研究所

Monthly Pickupに登場していただいた竹中工務店・川俣圭一郎さんを迎えての東京タワー談義の模様をお伝えします。Monthly Pickupで掲載しきれなかった東京タワーについての疑問、そして東京タワーの今後とは――。

アキラ今回はかねてより熱望していた東京のシンボル・東京タワーをお題目にしたいと思います
そして先日のマンスリーピックアップで取材に対応していただいた竹中工務店の川俣さんにもゲストとして来て頂きました。はい拍手ー!
一同パチパチパチ
川俣さんご紹介にあずかりました、川俣です。よろしくお願いします
リエマンスリーピックアップ見ました! 今まで何とな〜く見ていた東京タワーの舞台裏が知れて得した気分になりました
ヒライそうですね。丸太で足場が組まれているなんて知らなかったですよ
ユーカ取材は私とアキラ研究員でいったんですけど、丸太の足場はその時に初めて知って驚きましたねぇ
川俣さん第一の理由は金属パイプを使った足場は電波障害を起こす可能性があるということですね。そして、第二の理由は鉄塔という構造上一番使い勝手が良いのが丸太なんです。昭和33年の建設当時からのノウハウが生きているんです
アキラほー。昔からそうなんですね
ヒライ50年前と比べると丸太に変わる新素材なんて色々あると思うんですけど、やっぱり丸太が良いんですか?
川俣さんそうなんですよ。先日もグラスファイバーをつかったパイプを試してみたんですけど、ジョイント部分のクランプの使い勝手が悪くて、やっぱり丸太に落ち着いたんです
リエクランプってよくある単管クランプですよね?使い勝手が悪いんですか?
川俣さん一般の施工でしたら何ら問題はないんですけど、東京タワーに関しては丸太+針金に勝る組み合わせはまだ見つけられないですね
ユーカ塗装は機械による自動化とかされてたりするんですか?
川俣さんいえいえ、これも職人さんによる昔ながらのハケをつかった塗装ですよ
リエえ〜!あの面積を全部ハケでぬってるの!?
川俣さんそうですよ。一般の建築物なら他のやり方がありますが、電波塔なんで細心の注意を払いながら丁寧に塗っていくんです
ヒライ途方も無い労力ですね
川俣さんそうかも知れませんね(笑) でもそうやって綺麗になっていく東京タワーをみると何とも言えない達成感がありますよ
ユーカ一般の人では登れない所まで行ったりもするんですか?
川俣さんもちろんありますよ。最上部にある特別展望台、そのちょっと上ぐらいまでですけど
リエそれって、室内じゃないですよね?
川俣さんはい。高さ約250メートルの屋外ですよ
リエすごーい!!冬とか寒くないんですか?
川俣さんそれはもう寒いですね。でもその場所から見る朝日はもう半端じゃないですよ
アキラそこはもう仕事冥利に尽きるって感じですかね(笑)
川俣さん本当に東京タワーの施工管理をやっててよかったと思います
ユーカ5年後の再塗装も川俣さんが担当するんですか?
川俣さん5年後は分からないですね。多分他の人間が担当すると思います(笑)
ユーカそうなんですか。寂しかったりしません?
川俣さんそうですね。でもやりがいのある現場は他にもありますし、現在も東京タワーだけではなく他の現場も見ていますので、建築に関わっているかぎり僕は幸せですよ
ヒライそれすごく分かります。多くの職人や技師たちと一つの建築物を造りあげる達成感はなかなか他では味わえないですよね
川俣さんええ。この感覚はみんなに知って欲しいような、教えたくないような(笑)
アキラそうそう。話変わるけど、取材の帰りに僕おすすめの東京タワー撮影スポットに行ってきたんだよ
リエえ、そんな事やってたんですかー。わたしも行けば良かった!
ユーカ私が撮ったんですけど、なかなか壮観な写真が撮れましたよ


【芝公園からみた東京タワーの雄姿】うっすらと資材搬入の為のロープが見える

一同おぉ!
川俣さん良いですねー。これどこから撮ったんですか?
ユーカ芝公園の中にちょっと高台になっている所があるんです
ヒライいいッスねー。この前後輩に聞いたんですけど、近隣のホテルのテラスからの眺めも良いみたいですよ
川俣さん多分、プリンスパークタワー東京だと思いますよ
アキラありがたい情報ですねー。じゃぁそろそろみんなのネタを聞こうか
リエはいはいー!
アキラはい、リエ研究員
リエえーとですね。やっぱりこれからの時代はロボットだと思うんです!
ヒライというと?
リエはい。危険な高層部での作業はロボット化していくと思うんです
アキラ確かにそうなってくるだろうね。で、どんなアイディアがあるの?
リエはい!コレです!

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※記事中のデータ、人物の所属・役職は掲載当時のものです。

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