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転職マニュアル 第3章 履歴書の書き方

数多くの履歴書を拝見してきましたが、履歴書を一読したときに想像できる人物像と、その方に実際にお会いしたときの印象が大きく外れることはありません。普段誰かと初めてあったときに相手に抱く第一印象と似たところがあります。では、履歴書ではなぜそのような人物が想像できるか、いくつかのポイントがあります。

まずはなんと言っても文字の大きさ・形・美しさそして並びです。文字が下手なのは仕方ないとしても、相手に好印象を与えようと一生懸命書いたものは自ずとその心が伝わってきます。これは普段の仕事ぶりにも通じていて、「一生懸命努力できる」「集中力がある」「相手(読み手)の立場に立てる」「人に理解されるよう工夫する」「根気がある」というようなことが判断できます。

次に書式が整っているかどうか。つまり、日付を書くとか、捺印しているとか、写真が貼ってあるかという基本的なことですが、ここで、事務処理能力の高さがわかります。書類に日付を残す基本の出来ている人は、普段の業務の整理がよくできています。逆にこういうことをおろそかにする人は書類の整理が雑で、いつも書類をどこかにやって、それを探すことに業務時間を費やすことが多い傾向があります。印鑑をきれいに押せる人はその重要性をよく理解しています。シャチハタではなく、きちんと朱肉をつかって、くっきりとした陰影を押せる人は「契約」という行為を重要に考えています。

写真はもっとも顕著にその人となりを伝えてしまいます。決してスナップ写真などではなく、証明書用の写真か、できればきちんと写真屋で撮ってもらいましょう。

以上のようなことを一生懸命やって、立派な履歴書を作れるということは、普段の業務でも目的に沿って最善の努力が出来ることの表れです。「わかればいい」というひとりよがりの書類では何事もうまくいきません。


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